床暖房を安全にお使いいただくために、必ずお守りください。


重量のある家具は、敷設面を避け、テーブル・タンス・ソファ・ベッド・食器棚等は、床面から必ず5cm以上空間のあるものをご使用ください。

座布団やクッション、センターラグなどの厚手の敷物は、床表面の放熱を妨げる場合がありますので、運転中はご使用にならないでください。長時間同じ場所に置くと、床材の変色・変形、焼損の恐れがあります。

床暖房の上で同時にコタツやホットカーペット等の暖房機器との同時使用はしないでください。床材のひび割れや変色の恐れがあります。

蓄熱効果のある金属類は、床暖房敷設面に長時間置くと、異常に過熱され床材が焼損する恐れがあり非常に危険ですのでお止めください。

スプレー缶などは、 熱で中身が膨張し、爆発や火災を招く恐れがありますので、床暖房の上に置かないでください。

ピアノは、熱によるひずみ、反りが生じたり調律が狂うなどの影響が生じる場合もございますので、設置は敷設面を避けてください。


床暖房を使用する方へのご注意

床面での睡眠等の長時間の接触はお避けください。直接、床暖房の上に長時間寝ていると、低温やけどをおこす危険性があります。とくにお年寄りや乳幼児、お体の不自由な方、ご病人、皮膚の弱い方は注意が必要です。

床にビスや釘を打たないでください。万が一、ヒーター部分に穴があいてしまった場合、 漏電の恐れがありますので、ただちにブレーカーを切り、施工店様にご連絡ください。

重い物の落下など、強い衝撃を与えないでください。漏電または故障の原因になります。

床面に大量の液体がこぼれた場合はすぐに拭き取ってください。漏電・火災の恐れがあります。拭き取った後は、施工店様にご連絡ください。


コントローラーに関するご注意

コントローラーは若干の動作音がします。動作音が気になる場所への取り付けはお避けください。

コントローラー本体は、改造・分解・修理をしないでください。発火したり、異常動作して怪我の恐れがあります。

他の暖房機器をコントローラー近くに置かないでください。誤作動の恐れがあります。

シーズンオフや長時間使用しない場合には、分電盤のブレーカーを切っておくことをおすすめします。